本当に知って欲しいドッグフードの正しい選び方5つのポイントと与え方
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近年あまりにも多くのドッグフードが市販され、どれを選んだらいいのかわからなくなってくると思いませんか?

国産でヒューマングレードの原材料で作られたフードも増えてきましたが、ヒューマングレードだから安心という訳ではありません。

また、グレインフリーが良いとされていますが、実はグレインフリーも注意が必要です。

今回は改めてドッグフードの事、選ぶ上でチェックすべき点や注意すべきことなどお伝えしたいと思います。

犬種の違い、成長段階やアレルギーの有無、健康状態、愛犬の好みの違いはありますが、ここでは基本的な押さえたいポイントを書かせていただきました。

ドッグフード選びの参考にどうぞ。

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選び方のポイント① 必要栄養基準を満たしているか

 

ドッグフードの栄養価を測るとき、AAFCO(米国飼料検査官協会)やNRC(国立研究審議会)、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の基準を満たしているかどうかが一つの基準になります。

けれどこれらの基準を満たせば栄養的に完璧であるということではありません。

いづれの基準も現在解明されている範囲で必要と思われる栄養素を定めているだけなので、私たちが選ぶ上での一つの目安としてAAFCOのガイドラインを満たしていることは、安心材料でもあります。

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選び方のポイント② 原材料名をしっかり読んでチェック

原材料は何か?よくわからない材料はないか?

日本においては使用している原材料をパッケージに表記しなくてはならないと定められています。

そのため、主原料が何なのかはもちろんビタミン剤や酸化防止剤、着色料など細かな添加物なで全てわかるようになっています。

けれど、ペットフード安全法では原材料そのものの質については基準がありません。物によっては安価で粗悪なものが使われる可能性があるため、パッケージ裏の原材料欄をしっかり確認する必要があるのです。

原材料は使用量の多い順に記載されています。

主要原材料は「肉類」「副産物」「ミートミール」などではなく、チキン、ビーフ、ラム、ベニソンなどと明確に表示されていることが重要です。また、内臓についても内臓類ではなく肝臓や心臓など種類がはっきりとわかるようになっていることも品質の指標になります

牛や豚鶏などは、人間用の食材として肉や内臓部分を取った後、クズ肉、皮、すじ、骨など食用にならない部分が出てきます。それらは石鹸やラード用の油脂を取るために加工されますが、その絞りかすが乾燥粉末化され、肉骨粉や肉粉(ミートミール)、副産物、チキンミールなどになり低脂肪・高たんぱく質の原材料としてペットフードに活用されたフードも中にはあるので、この原材料欄は要チェックです。

栄養構成の主体は何か?

ドライフードは主要原材料欄の最初から3番目まで、缶詰は最初から2番目まで動物性タンパク質が表示されているものを選びましょう。

また、同じ動物性タンパク質でも「チキンミール」よりも「鶏肉」と表示されていた方が生物価は高い素材だと考えられます。

合成添加物は何か?

ドッグフードには保存期間を長くするために様々な添加物が配合されています。

一定期間保存するには酸化防止剤や保存料は必要ですが、安全なものかどうかの確認が重要です。

通常安全と考えられる保存料などはコストが高く、保存期間は短くなります。

安全だと考えられる酸化防止剤
ミックストコフェロール(ビタミンE)、ローズマリー抽出物、アスコルビン酸(ビタミンC)、クエン酸など
逆に安全性に疑問がある添加物は以下の通りです。
 表示 安全性に疑問がある合成添加物              理由
酸化防止剤    BHA 安価であり、少量で非常に優れた酸化防止効果を持つ。人間用の食品では魚介類や油脂、バターに使用が認められており、ペットフードにも利用されている。ラットの胃に発がん性があることが報告されたが限定的な現象であるとされている。また、内分泌撹乱作用が報告されている。
酸化防止剤    BHT BHAに類似した化合物で用途はほぼ同じ。安定性に優れており、他の酸化防止剤と混合して使用されることが多い。妊娠マウスに投与すると子供マウスに発育障害が発生することが報告されています。
酸化防止剤  エトキシキン 海外では酸化防止剤として、香辛料や魚粉、動物飼料に用いられており、日本では飼料添加物と農薬として使用が認められています。犬において肝臓毒性や過剰な涙流、脱水などの症状が報告されている。2014年に食品衛生法において食品におけるADI(1日摂取許容量)が引き下げられたが、ペットフードの基準は高いままである。

【ペットフード安全法では、BHA,BHT,エトキシキンは合計150µg/g,犬用においてはエトキシキン75µg/g以下の使用が認められている。】

発色剤 亜硫酸ナトリウム ペットフードでも、おやつ用のソーセージや缶詰などに添加されていることがある。安定した食肉の色を保持し風味を改善する効果の他、ボツリヌス菌など多種類の細菌の生育を抑え、食肉製品の腐敗を防止する働きを持つ。

胃の中で肉などに含まれるアミンと反応し発がん性のあるニトロソアミンを生成する恐れがあることが指摘されている。ペットフード安全法では100µg/g以下と定められている。

保湿剤 プロピレングリコール カビや細菌に対して静菌作用があるため防腐剤として使用される他、保湿性、湿潤性を持つことからセミモイストフードに用いられています。人間用の食品では生麺やイカ燻製品、またシャンプーや化粧品にも用いられています。

猫では赤血球にハインツ小体を生じさせ溶血性貧血を起こす。そのためペットフード安全法においては猫用フードへの使用は禁止されています。

食用タール系色素 赤色◯号、黄色◯号

青色◯号、緑色◯号

 

合成着色料。日本では12種の使用が認められ、お菓子、漬物、魚介加工品、畜産加工品に使用されています。1948年の食品衛生法施行時には22種類のタール系色素が掲げられていたが、発がん性など毒性を持つ恐れがあり、徐々に削減されて現在に至ります。

日本で現在認可されているタール系色素の中には、発がん性やアレルギーの原因となることが指摘されて米国や欧州では使用禁止になっているものもあります。

 

選び方のポイント③ 原材料表示順位と遺伝子組み換え

ごまかし表示

パッケージの原材料欄をみてください。

同じ原材料でもその名称を変え、何種類にも分割することでその原材料表示の順位を下げて記載されているものもあります。そうすることで動物性タンパク質の見た目の順位を上げることができます。

具体例(表左の数字は無視してください

仮に「原材料:ビーフ、小麦粉、玄米、粗挽き全粒小麦」と表示してあった場合、原材料の先頭を見れば

“ビーフベースのフード”と判断するのが普通ですが、よく見てみると2番目に“小麦粉”、4番目に“粗挽き全粒小麦”があります。これは2つとも表記上は違いますが原材料は同じ小麦です。

つまりこのように同じような原材料を2つに分けて表記することにより、実際原材料に占める割合が一番高いのは小麦なのにビーフの割合が一番多いと錯覚してしまうのです

たくさんのフードの原材料を見てきましたが、まだまだこのような表記をしているメーカーさんも少なくありません。

誠実で信頼の置けるメーカーさんはきちんと鶏肉50%、鶏生肉60%などパーセント表示されてあったりしますのでそういったフードは安心です。

 

遺伝子組換え作物

ドッグフードの原材料の説明書きで、たまに「組み換えでないもの使用」などと書かれてあるのを目にしたことはありませんか?

この遺伝子組み換えとは他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などの遺伝子に組み込み新しい性質を持たせることを言います。

現在世界で市場に出ている主な遺伝子組換え作物は、大豆、ジャガイモ、トウモロコシ、菜種、テンサイ、アルファルファ(牧草)、パパイアなどがあります。

安全だと謳われていますが、一方で遺伝子組換え作物の長期摂取による健康への懸念、環境破壊などの問題もとり沙汰されています。何れにしても遺伝子組み換えでない原材料に越したことはありません。

選び方のポイント④ 少量パッケージを選ぶ

フードのパッケージは300g〜1kg、2kg、…10kg…

メーカーによって様々ですが、お勧めするのは小分けされている少量パックです。

価格で見ると容量の多い方が割安ですが、多頭飼いでなければ1kg以内ぐらいのパッケージが理想です。

その理由は、脂の酸化

ドッグフードは動物性タンパク質が使われている以上開封後空気に触れた時点から酸化していきます。

脂の酸化は私たち人間の食事であっても問題になっていますよね。

つまり発がん性があり、長期にわたって摂取し続ければ明らかに健康を害すと言われています。

たまに口にするには問題ないでしょうが、毎日主食として何年も食べ続ければ…

開封後の保存には注意が必要です。

選び方のポイント⑤ 信頼できるドッグフードメーカー

ドッグフードを選ぶ時、パッケージのデザインで選んでいませんか?

獣医師推奨で選んでいませんか? グレインフリーで選んでいませんか? 「?%のワンちゃんが食べた!」の文言に飛びついていませんか? コマーシャルされている、動物病院に置いてある、獣医師推奨などの理由で選ぶのは間違いです。

本当に信頼できるドッグフードメーカーを選びましょう。

わからなければ調べましょう。

大切な家族の身体を作る毎日の食事のことです。

愛犬の健康は飼い主さんにかかっています。

理想のフード選び

色々書きましたが、愛する小さな家族のために安全でぴったりのフードを選んであげたい。

そう思って探せば探すほどわからなくなってくる…。フード選びって難しいですよね。

原材料も安全でどんなに良いと言われるフードでも、その子の体質によっては軟便、皮膚疾患など合う合わないがありますし、食べてくれるかどうかもあるので、まずは上でご紹介したチェックポイントをクリアした上でお試しサイズがあればお試しを、なければ少量パックを食べさせてみることが理想的なフードに出会う一番の近道です。

でも、この世に完全完璧なドッグフードなんてありませんから、少し肩の力を抜いて上のポイントを押さえて選んでみたらいいのではないでしょうか。

犬の本来の食性に適した消化吸収に優れた高品質のフードであれば、ウンチは適度な硬さで量も少なくなります。

実際に手にとってみると匂いやパッケージを含めたフードの状態(賞味期限や新鮮さ、異物混入ets…)

などがわかりますよ。

また、注意しなくてはならないのが原産国名です。

原産国名は「最終加工工程を終了した国」であるため、原材料の原産国と間違えないようにしましょう。

ドッグフードの与え方

どんなに優れた内容のドッグフードでも酸化してしまってるフードを与えては愛犬の健康は保てません。

脂の酸化は発がん性と肝機能などに悪影響を及ばします

多くのドッグフードは容量が多いほど割安になっていますが、できれば小分けになっているフードがお勧めです

特に小型犬は消費量が少ないので800gぐらいのパッケージが理想ですね

小分けになっていればいつでも酸化してない新鮮なフードを食べさせられますし、愛犬も美味しいと感じるはず。

少なくても開封後1週間から10日ぐらいで消費できるものを選びましょう。

また、フードをふやかしてあげることもお忘れなく。

理想はドライフードをベースにお肉やお魚野菜など、私たち人間の食生活のようにいろいろな食材(犬が食べて良いもの)を食べさせてあげる事です。

手作りもたまには作ってあげてくださいね。

新鮮な生肉もお勧めです。

愛犬に手軽にあげられる馬肉のミンチはとっても重宝で、我が家は常に冷凍庫にストックしてますよ。

一生カリカリのドライフードと水だけなんてあり得ません。

私たちだっていくら栄養バランスが良くてもカロリーメイトだけ食べ続けるなんて考えられないですから。


まとめ

ドッグフードの種類は、ドライフード、セミモイストフード、ウエットフード、缶詰、冷凍、フリーズドライと様々。またこの他にも病気のための療法食や目的別のフードなどがあります。

その時々の愛犬の状態に合わせて組み合わせたり手作り食を加えたりして選んであげてくださいね。

また、シニア期には免疫力を高めるサプリなどの機能性成分をプラスしてあげることもおすすめです。

 

グレインフリーにこだわることはありません。

グレインフリーフードが良いフードというわけでもありませんので、この選択基準をまずは一旦脇に置いて選んでみてください。

大切なのは低炭水化物になっているかどうかですグレインフリーを謳ってても穀類の代わりにイモ類や豆類を大量に配合しているフードもありますので、原材料欄をしっかりとチェックしましょう。

炭水化物の量は成分値には載っていませんが、計算をすることで大まかな量を知ることができます。

100%-(タンパク質+脂質+租繊維+水分+灰分)=炭水化物の量
また、パッケージの原材料一覧は多いものから順に記載されていますので、上位にイモ類・豆類が書かれているフードは注意が必要です。
是非ランキングなどに惑わされることなく、冷静に正しい目でフード選びをしてください。
そもそもこれが一番いいフードとランキングできるわけがありません
飼い主である私たちは責任重大です。
全てのワンちゃんが安全で理想的なフードと出会って、私たち人間と同じように食べることの楽しみを味わい幸せな毎日を送れますように!

 

 


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