日毎に暖かくなり木々が芽吹いて桜の蕾も綻び始めると何だかワクワクしますよね。
愛犬とのお散歩も少し長めにゆっくり楽しみたい季節になりました。
春は、冬の間に眠っていた体内の不調が表面に出やすい時期です。
また、中医学では肝に影響が起こりやすい季節と考えられており、肝臓、胆嚢の不調が出やすい時期とも言われています
あなたの愛犬は肝臓の数値が悪かったり、食欲不振・嘔吐・下痢などの症状が出ていたりしませんか?
今日は春にオススメな食材をピックアップしてみました。
補肝作用のある「レバー」
増血作用で知られるレバーは中医学的には肝臓に効果があり、鉄やビタミンB12が豊富でその他のビタミン類も豊富なので、疲労回復や皮膚の健康、眼病にも効果があるとされています。
ただし与えすぎはビタミンAの過剰摂取につながるので注意が必要です。
茹でて少しトッピングしてあげるぐらいにしましょう。
ペットフードの中には、必要十分量のビタミンAがすでに配合されているためドッグフードが主食の場合は毎日は厳禁。
鶏、牛、豚の中では鶏レバーが一番脂質が少なくオススメです。
亜鉛が豊富な「馬肉」
馬肉もこの時期与えたいお肉です。
不足すると皮膚炎や脱毛になりやすい栄養素「亜鉛」が豊富に含まれているので、体力低下気味のワンちゃんやシニア期のワンちゃんには
特にオススメ。
こちらはレバーよりも扱いやすいお肉なので、手作りご飯はもちろんトッピングなどで与えましょう
この時期だけ馬肉のフードに変えてあげてもいいですね。
春キャベツ
香りのよい旬の春野菜は、気のめぐりをよくします。
キャベツは年間を通して入手しやすい野菜ですが、この時期の春キャベツは柔らかく美味しいですよね
胃腸の粘膜の健康維持に役立つなど、補五臓作用があるのでオススメです
ゆでて細かくみじん切りにして加えましょう。
生のまま大量に与えると吐き戻しや下痢になることがありますので注意してください。
まとめ
暖かくなるこの時期、愛犬の分のお弁当も用意して一緒にお花見や新緑を楽しみましょう。
いつもはドライフードというワンちゃんも、レトルトのフードやウエットタイプを選んでトマトやイチゴなどを添えれば大喜びです。