前回に引き続き「アカナ」のご紹介です。
前回は食物アレルギーのあるワンちゃんのために作られた単一タンパク質フード「シングルシリーズ」でしたが、今日は多種類の動物性タンパク質、ノーグレインが特徴の「レジオナルシリーズ 」を詳しくご紹介します。
目次
「アカナ」レジオナルの特徴
全4シリーズのラインナップのあるアカナ
クラッシック:3種の動物性タンパク50%
ヘリテージ:鶏肉メインで犬の成長段階大きさによって9種類
シングル:食物アレルギー用単一動物性タンパク質フード
レジオナル:5種類の動物性タンパク質70%
の中のレジオナルの特徴を詳しくみていきましょう。
*アカナについての詳しくは前回の記事を併せてご覧ください
アカナレジオナルは、動物性タンパク質の種類と組み合わせによって下記4種類のフードがあります。
♦ワイルドプレーリー:鶏肉・七面鳥・天然ウオールアイ・天然マス・全卵(全て臓器、軟骨含む)
♦パシフィカ:ニシン・イワシ・アブラガレイ・シルバーヘイク・レッドストライプ・ロックフィッシュ
♦グラスランド:ラム肉・鴨肉・全卵・ノーザンパイク・七面鳥肉
♦ランチランド:アンガスビーフ・ラム肉・ヨークシャーポーク・パイソン肉・ウオールアイ
では、ワイルドプレーリーからみていきますね。
ワイルドプレーリー
ワイルドプレーリーは全犬種・全ライフステージ対応のフードでカナダ西部の農場と河川や湖で取れる新鮮な原材料をふんだんに使用した自然の栄養豊かなフードです。
【動物性タンパク質の種類】
♦鶏肉(放し飼い鶏肉、レバー、心臓、腎臓、軟骨)
♦七面鳥肉(放し飼い七面鳥肉、レバー、心臓、腎臓、軟骨)
♦全卵(大草原農場の新鮮全卵)
♦ウオールアイ(天然新鮮丸ごと)
♦天然マス(新鮮丸ごと)
フードの粒の大きさはどれも大差なく1cm前後でしょうか。匂いも気にならないです。
パシフィカ
鮮やかなブルーのパッケージが美しいパシフィカは、新鮮な天然魚をふんだんに使ったフードになります。
もちろん全犬種・全ライフステージ対応は同じ。
グラスランド
全犬種・全ライフステージ対応のグラスランドは、放牧ラム肉、放し飼いの鴨肉、巣に産み落とされた全卵、天然ノーザンパイク、放し飼いの七面鳥肉等をふんだんに使用したフードです。
ランチランド
ランチランドはカナダ西部の広大な牧場で放し飼いされた赤肉と天然魚を含む地域のユニークで新鮮な原材料が特徴のフードです。
粒の大きさの比較
フードの粒の大きさはそんなに大差はないですね。パシフィカとワイルドプレーリーが気持ち小さめでしょうか
ウンチの状態も理想的な固さでシュナとスコッティの場合1日1回です。
レジオナルシリーズの概要
価格 | 340g:1.246円、2kg:6,264円、6kg:15,120円、11.4kg:21,600円 | ||
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送料 | ヤマト運輸、佐川急便それぞれの送料 | ||
原産国 | カナダ | ||
商品の特徴 | ・カナダ政府認定ヒューマングレードの原材料で生産者が明確
・栄養素の全てを丸ごとの獲物から摂取 ・5種類の動物性タンパク質 ・受賞歴のある自社キッチン |
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肉の種類 | 鶏肉・豚肉・ラム肉・鴨肉・七面鳥肉・パイソン肉・ニシン・イワシ・カレイ・シルバーヘイク・レッドストライプロックフィッシュ・ノーザンパイク・牛肉・ウオールアイ | ||
粒の大きさ | 1cm前後の円形 | ||
カロリー | ワイルドプレーリー:3850kcal/kg,ランチランド:3790kcal/kg ,パシフィカ:3850kcal/kg、グラスランド:3810kcal/kg |
給餌方法
アカナは既存のフードに比べて動物性タンパク質が多いため、与える量は若干少なめになっています。愛犬はそれぞれ異なった環境や年齢、運動量によって必要とするものが変わってきますので、パッケージ横の給餌表を参考に1日2回食べさせてあげてくださいね。
活動的かそうでないかで推奨量が違っています。(1カップ=約120g)
また、常に新鮮できれいな水を用意しておいてください。
犬や猫の体は70%が水でできています。細胞機能と潤滑組織のために水はとても重要です。実際、犬や猫にとって水は他のどの栄養素よりも重要なのです。尿路結石や腎臓病、肝臓病などは水のバランスが関係していると言われています。尿路疾患を予防するためにもたっぷりの水がいつでも飲めるようにしてあげましょう。
他のフードからアカナに移行する方法
通常、犬は毎日同じ食事を与えられているため、彼らの胃腸は現在与えているフードにだけ適応し、フードの変更は難しくなってきます。このことから、新しいペットフードに移行する場合、ゆっくりと行うことが重要です。時間をかけることで犬は新しいフードに適応していき、消化不良を防げます。最初は現在与えているフードを75%、そしてそれに25%のアカナを加えて下さい。7日間かけてアカナの割合を増やし、7日目にはアカナが100%になるようにしてください。保管方法
アカナのフードは真空パックになっています。開封した後は鮮度を保つため、袋をしっかりと閉じ湿気のない冷暗所に保管しましょう。冷蔵庫に入れる必要はありません
正規品?並行輸入品?
海外で製造されているドッグフードの国内販売には、正規輸入品と並行輸入品の2種類があります。
正規輸入品
国内の正規に契約している(ここではアカナファミリージャパン)会社が販売している商品のことで、輸入方法も船のコンテナを借りきるコンテナチャーター便を使い、北回りで気温の低い地域を通るため短期間で日本に到着します。
オリジンやアカナは日本の高温多湿な気候でも品質が保てるようにパッケージ自体が水分調節機能が付いていたり、船内の温度も一定に保たれてたり品質管理も万全なのです。正規品には必ず正規品のシールが貼られていますのでチェックしてみてください。
並行輸入品
並行輸入品とは、正規代理店を経由しないで個人業者が輸入したものです。
並行輸入品は正規品に比べ、どうしても輸入する商品の量が少ないため他の荷物と一緒に混載便で輸入されます。
これは運送料が安い分、港に停泊するなど日数も多くかかります。また、赤道直下の熱帯地帯を通ることもあり、コンテナの中は60℃近い温度になることもあると言われます。さらに並行輸入品が怖いのは、日本に到着してから燻蒸される可能性が多いということ。燻蒸とは農薬をガスにしてコンテナを消毒する方法で、海外から輸入されるバナナなどの果物や野菜なども燻蒸されますが、人間の食品については安全基準があります。けれどペットフードに関しては何の基準もないため発ガン性が心配です。
また、並行輸入品は賞味期限が短かったり、返品が出来なかったり、本物でない可能性だってあります。
このように並行輸入品は価格は安いけど多くのリスクを伴いますので、正規品の購入を勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか
アカナレジオナルは、アカナの中で一番動物性タンパク質の含有量が多い生物学的に適正なドッグフードです
アカナは定期便などのお得な購入方法はありませんが、いくつかの正規代理店では20%OFFなどのキャンペーンも定期的にやってたりしますのでその時を狙って購入するというのもいいと思います。
アカナとオリジンは同じチャンピオンペットフーズ社の商品で公式サイトは同じです
最安値で見るとアマゾンや楽天が安いけれど並行輸入品もあるので注意が必要です。
やはり新鮮・安心・安全なのは公式サイト
是非チェックしてみてください。