梅雨時期のような長雨が続いたかと思うと、今度は強い日差しの真夏日
この夏の気温の変化やお天気には参ってしまいますね。
ワンちゃんたちも暑いと食欲なかったり、消化不良などの不調や皮膚アレルギーなどのトラブルが出やすい時期です。
こんな時は美味しくって水分補給にもなり、見る見る100%元気全開になるウエットフードが最適です。
まだまだドライフードが主流ですが、実はウエットフードはメリットがいっぱいなんです。
是非是非毎日の食事に取り入れてみてください。
目次
ウエットフードの種類
一口にウエットフードと言ってもその形状種類は様々で以下のようなタイプがあります。
・缶詰フード
・レトルトパウチフード
・冷凍フード
・チルドフード
ウエットフードの水分含有量は75~80%あり、食感や香りがよく嗜好性が高いのが特徴です。(ドライフードは10%以下)
品質保持のために密封容器に充填された後に加熱殺菌されていますので、酸化防止剤や保存料などは使用されていません。
ウエットフードの中には、1日に必要な栄養素をバランス良く摂取できる「総合栄養食」と総合栄養食ではなくトッピングなどに使用するためのものがあります。
一昔前は缶詰フードほど怖いものはないと言われるくらい着色料が使われてお肉に見せかけたものが大半でしたが、近年本当に新鮮で無添加の原材料に拘って作られた高品質なフードが増えてきてますので、安心して取り入れてみてください。
ウエットフードのメリット
1.食べることで同時に水分摂取ができる
缶詰やレトルトなどのウエットフードの最大の特徴は水分含有量。
本来、野生の動物は捕らえた獲物を丸ごと食していたため、自然な形で水分摂取ができていました。
ウエットフードはこれと同じで、食事から自然な形で必要な水分摂取ができるのでとても理にかなっている食事なのです。
特にシニア期のワンちゃんは、枯渇感の低下から脱水を生じやすくなるため水分の摂取量には気を付けなくてはなりません。
水分不足が身体に与える影響はすでに高齢期の栄養管理で書きましたが、心臓や腎臓に負担をかける他尿路結石にもなりやすくなるなど深刻で脱水予防はとても重要になってきます。
2.安全性が高く自然な食事に近い
ウエットフードは、食感や香りがよく、嗜好性が高く自然な食事に近いのが特徴です。
品質保持のため食材を密封容器に充填された後に加熱殺菌されていますので、酸化防止剤や保存料などは使わずに長期保存が出来るため安全性も高いです。
また、冷凍フードも生の素材がそのまま冷凍されているため基本、保存料は必要ありません。
ただ、安価な商品の中には今でも着色料や発色剤を使用しているものもありますので、原材料はしっかり確認する必要があります。
3.美味しい
1日3食カロリーメイトと手作りのご飯どちらがいいですか?
ワンちゃんたちだって私たちと同じで、加工してない本物の肉や魚野菜などを調理した水分たっぷりなご飯の方が美味しいと感じるはずです。一生ドライフードだけなんて可哀想ですよね。
4.毎日が新鮮!バラエティー豊かな食事になる
缶詰やレトルトはドライフードに比べて割高になるのが悩みですが、100%ウエットフードにしなくても基本のドライフードにトッピングするとか、夜だけウエットフードにするなどの取り入れ方もあります。
ウエットフードの形状によって賢く使い分けがおすすめ。
ミンチ肉そのままの冷凍や手作りフードをそのまま冷凍したもの、トライプと呼ばれる野生動物の内臓だけを缶詰にしたもの、ハンバーグのように加工したもの、スープ、シチューetc…
現在様々な高品質なウエットフードが販売されています
キッチンの棚に数種類ストックしておいて、今日はどれにしようかなぁ〜って考える楽しみもあります。
5.非常食用にストックしておくと安心
ウエットフードは賞味期限が長いため長期保存が可能です。
また、ドライフードよりも水分含有量が多いため、いざという時の非常食としても優秀なアイテムなんです。
普段全く使わない家でも3日分ぐらいのウエットフードのストックがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか
ウエットフードの魅力伝わりましたか?
我が家が欠かさず常備しているものは、冷凍の馬肉パラパラミンチ
飽きてフードを食べてくれない時や食欲がないかなぁって時、冷凍庫から出してそのままパラパラっとかけてあげるだけで食欲全開^^
見違えるようにパクパク食べてくれるのでもはや我が家の必需品です
夏場の暑い時期出番が多いのは、ブッチ ドッグフードやカナガンのごちそうウェットフード
。
トライプと呼ばれる反芻動物の内臓も栄養満点です。
是非愛犬の夏バテ防止対策に美味しいウエットフードを取り入れてみてください